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 娯楽および娯楽作品を語る上において避けて通れないものとして、面白いか否かと言うことがある。
 しかし、僕はこの事に関して致命的なものを持っている。というのも、僕は作品(と言う言葉で括れないものもあるが)そのものが面白くないという感覚がよくわからない。

 最初に言っておくが、これは決して全てのものが同列であるという事ではない。
 たとえばゲームに関して、全体的な傾向としてRPGやADVよりACTやSTGの方が好きだし、ACT系のなかでもカスタムロボV2やガーディアンヒーローズやスカイガンナーは特に面白いと思う。しかし、FF5やDQ5も面白いと思うし、Rogueやpongも面白い。
 たとえばスポーツに関して、全体的な傾向として個人種目が好きで、テニスや体操が特に面白いと思う。しかし、野球やバスケも面白いと思うし、鬼ごっこや達磨さんが転んだも面白い。
 漫画やアニメや小説や旅行や勉強、全て程度に違いはあれど、全て面白いんじゃないかと思う。

 ただ、それをするのが苦痛に感じることはある。しかし、そうなるのは基本的に周辺事情に因がある。
 音楽なんかの場合は、作曲者や歌い手の事が好きじゃないと言うことがたびたびある。音楽を聴いていて彼ら・彼女らの事を連想してしまって少し不快感を感じてしまうということはある。だから僕は音楽を聴くときは出来るだけそういう存在の情報を仕入れず聞こうとする。
 勉強なんかの場合は、だれでも学生時代の嫌な思い出があるだろう。しかし、強制から開放され、その上で自発的に行う学習行為は面白いものである事には、賛同していただけるのではないかと思う。事実、学生時代であっても得意教科に関してはそれほど苦痛ではなかったのではないだろうか? それはもちろん成果が返ってくるからと言うこともあるだろうが、要求されるレベルを強制されるまでもなくクリアできるからと言う比重が重いと思う。

 この関係もあって、娯楽はあくまで楽しむものであるというのが僕のスタンスになっている。事実、岩浪の国語辞典第五版によれば、『娯』も『楽』も『たのしむ』だ。

 そんな僕が、娯楽作品について、つまらないという言葉を見るときに思うことがある。それがあくまで、自分にとってのつまらないである、というスタンスであるなら良いが、普遍的な意味でつまらないというつもりなら、その前にしっかりとつまらない原因を突き止めて、それが自分の独りよがりな感情に起伏するものでないかを確認してほしい。
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